東京でカブトムシの幼虫を捕まえる方法

東京でも比較的簡単にカブトムシの幼虫を捕まえる事ができたので、経験から得た方法を解説します。
カブトムシの幼虫を捕まえる方法
 


東京でカブトムシの幼虫を捕まえる方法 

捕まえたエリア 

東京と言っても広いですが、我が家は新宿から電車で20分程度の場所に位置しています。
捕獲した場所も自宅から自転車で10分程度の距離なので、山奥にしかいないという事もありません。

5月19日と20日、子供と公園で遊んでいた所、怪しいポイントを発見したので掘ってみたら発見しました。
共に所要時間は掘り始めてから2分程度。

5月19日の発見ポイントは以下のような広場
人工的に?広葉樹のウッドチップが撒かれている

5月20日の発見ポイントは以下のような整備された雑木林
カブトムシの幼虫を捕まえる方法
遊歩道から外れた場所は腐葉土が堆積している

探すポイント

木の種類

絶対的な条件として広葉樹が多く生えている場所です。
針葉樹は様々な毒性物質や、昆虫などの忌避物質を含有しているため、まずカブトムシが近づくことはありません。
広葉樹は、カブトムシの大好きな樹液を良く出すナラ、カシ系の樹木(クヌギ、コナラ、シラカシなど)が多い場所が適しています。
ドングリが落ちていれば、それらの木だと思ってよいでしょう。
樹液デパートで知り合ったカブトムシのアベックが、その近辺に産卵をすることが多いため、幼虫発見確率が上がります。

桜も広葉樹ですが、樹液が固く、昆虫が吸えないため、幼虫はいないと考えます。



掘るポイント

やみくもに掘るのは時間の無駄。
ある程度ポイントを絞り込むのが得策です。

まず、広葉樹の葉や枝が腐り、ふかふかした柔らかい土になっている箇所を探します。
柔らかい土にはダンゴ虫やミミズがたくさん

人が足をよく踏み入れて固くなっている地面はNG。
そして、地面に幼虫の糞があれば、ほぼ確実に幼虫がいます。
ウサギの糞みたいなやつが幼虫の糞(約1cm)

掘り方

スコップでザクザク掘っていくと、幼虫を傷つけてしまうので、スコップの場合、腹で土を払うように慎重に掘ります。
スコップを差して掘らないといけないような固い場所にはいないため、手でも掘れるくらいの固さの土が目安です。
おしりが見えた
カブトムシの幼虫を捕まえる方法
確保!

探す時期

カブトムシはだいたい10月から5月くらいまでを幼虫として過ごします。
狙い目としてはまるまる太って成長しきっている4月から5月です。
5月も下旬になると蛹になってしまっている事もあるので、GW終わりくらいまでが一旦の目安になります。

最後に

正直、カブトムシの幼虫は土の中で過ごしているため、観察が困難で卵からの飼育は張り合いがありません。
子供も、成虫なら戦い遊びなど様々な用途がありますが、幼虫はそんな遊びをしたら死んでしまうし、不人気この上なしです。

半面、野生の幼虫を探すのはワクワクするし、発見した時の喜びは計り知れません。
卵から苦労して育てるより、蛹になる間際の幼虫を捕まえて育てたほうが楽しいかもしれません。


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