カブトムシの幼虫まっしぐらと評判のバイオくち木ブロックを試す


冬が終わり気温も20度を超えてきたので、そろそろ冬眠から覚めるであろう6匹の幼虫たちの様子を確認したお話です。

前回のお話
マルカンのくぬぎ昆虫マットでカブトムシの幼虫は羽化できるのか

バイオくち木ブロックを試す

冬眠期間

前回幼虫たちを確認したのが11月9日、そこからは不定期に発泡スチロールを開け、マットの具合を見ていたが、乾くこともなく減ることもなくという状態だった。
いろいろなブログを見ると、冬の間でもマットを食べるらしいが、1mmも減る様子は無い。
全く減らん

そもそも、マルカンのくぬぎ昆虫マットへ切り替えてから1ヶ月でまったくマットが減らなかった訳なので、ただでさえ食べないマットを真冬に食べるわけない?

御開帳

3月中旬になり、東京は突如20度越えの日が続いた。
そろそろ幼虫たちの確認をしようかと、マットを掘り起こしてみた。
数センチ掘ったところで、茶色の塊が現れる。
死んどる
 むむっ

更に掘り進むと、ぺったんこになったドラクエ2に出てくるよろいムカデみたいなのが2つ・・・
よろいムカデ

みんな死んでるじゃないか!

気を取り直して更に掘り進む
おっ
おおっ

3匹の精鋭を発見。

死んだ理由を考える

なぜ3匹も死んでしまったのか。
1匹はまだ形があったので死後1ヶ月前後として、他の二匹はペラペラのよろいムカデ。

マルカンのくぬぎ昆虫マットをまったく食べないから餓死したか、通気穴のある発泡スチロールに防寒効果が無くて凍死したか。
くぬぎ昆虫マットはスカスカで保温性が低そうなので、どっちの理由も考えられる。

とりあえず暖かくなったので、もう凍死はしないとして、マットを全然食べないのは大問題。
ドーピングとして、様々なブログで絶賛のフジコン バイオくち木ブロックを投入してみることにした。




フジコン バイオくち木ブロックとは

商品説明には
幼虫の育成に効果的な茸菌床を熟成・乾燥し、くち木化させた高栄養大型ブロックタイプのエサ木です。
と書いてある。
これだけだと凄さはまったく分からないが、ブログやレビューを見ると
  • 2週間で食い尽くされた
  • マットは一切食べず、バイオくち木ブロックだけ食べていた
  • マサオくんがラモスになった
など、哀川翔もびっくりのドーピング剤らしい。
バイオって時点で超電子バイオマン。

バイオくち木ブロックの投入

Amazonで買ってさっそく届いたバイオくち木ブロック。
予想に反してかなりでかい。
ティッシュ箱2つ分ほどの大きさ。

説明どおりに5分間水に漬けてみるが、軽すぎて沈まない。
おもりをこれでもかと上に乗っけてようやく浸すことができた。
植木鉢を2個乗せてようやく浸水

マットをほじくり大きな穴を開け、バイオくち木ブロックを投入。
容積がありすぎてケースはパンパンに。
このまま羽化したら地上に出られなくて死亡だな。。。

1週間後の様子

投入してからは食べているか心配で毎日ソワソワ。
1週間経ってもマットの上からはまったく変化がみられないので、バイオくち木ブロックを掘り起こしてみた。
ブロック上面は青カビだらけ

マットを掘ると、バイオくち木ブロックの上面は青カビだらけ。
説明にキノコやカビが生えても気にするなと書いてあったので気にしない。
つーかキノコが生えたらそれはそれで楽しいが。

上面はカビ以外変化が無いので、バイオくち木ブロックを鷲掴みにして抜き取ってみた。


おおっ

1/4ほどかじり取られている。
3匹がわずか1週間でここまでの破壊力。
猫まっしぐらの噂は本当だった。

まとめ

この食いっぷりを見ると、幼虫のエサはバイオくち木ブロックだけで十分いけそう。
というか、なぜマルカンのくぬぎ昆虫マットは一口も食べないのだろう・・・

とりあえずマットは今後追加せず、バイオくち木ブロックだけを追加していく方向で育ててみます。
卵から育てる場合でもバイオくち木ブロックを細かくしたマットを作ればいけるんじゃん?

とにかくイチオシです!

続編
野生のカブトムシの幼虫を捕獲して追加投入しちゃったお話




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