カブトムシを飼育しよう2018 ③幼虫飼育~越冬準備

7月7日にメスを産卵セットに投入してから1か月で36匹の幼虫を孵化させた我が家のその後です。


前回のお話
カブトムシを飼育しよう2018 ②産卵確認

カブトムシを飼育しよう2018 ③幼虫飼育~越冬準備

孵化から2度目のマット交換

8月13日に36匹の孵化を確認してから約2週間後の8月25日。
ケースが糞だらけになったので、マットの交換をしました。
しかし、去年幼虫飼育に使ったマルカンくぬぎ昆虫マットは幼虫がまったく食べず、糞を見ることがなかったので、ケースが糞だらけになるのはちょっと気持ち良い。


やはり評判の良いSANKOの育成マットは高いだけあって全然食いつきが違う。


幼虫たちも2週間ですべて3齢に、しかもすでに馬鹿デカ、1匹も減っていない。
本当にSANKOの育成マット恐るべし。

今年はSANKO クリーンケース Lをつかっているので、コバエの発生もゼロ。
クリーンケースLで36匹は手狭なので、18匹づつケースを分け、2箱飼育に切り替えました。

1週間で糞だらけに

マット交換から1週間後、すでにケース内は糞だらけ、こんなに高いマットを食われまくると経済的に厳しいので、SANKOの育成マットとマルカンのバイオ育成幼虫マットを混合して使っていく事にしました。
スーパーの大袋が糞で満タンに

公園で捕まえた野生のメスで産卵を試みる

今年羽化したカブトムシは7匹、うちメスが1匹。
オスはケンカをしまくるので弱るのも早く、9月に入ってお亡くなりになる固体も出てきたので、ケースで一生を過ごすよりはと思い、親のペアを捕獲した森に逃がす事に。

いつもの樹液が出ているコナラの木へ行くと、真昼間から一心不乱に樹液を吸っているメスを発見。
昼間から堂々と樹液を吸っているということは産卵前の栄養補給?
今年はメスが1匹しか羽化しなかったので、物珍しさから家へ連れて帰り、産卵に失敗してそのまま放置していたのノコギリクワガタの産卵セットに住まわせてみた。(マットは育成マット)

2週間ほど放置した後、ケースをひっくり返してみると、69匹も1齢幼虫が出てくる・・・
さすがにこの数はまずいので、すべて知人や保育園へ寄付しました。
育成マット最強伝説。

4度目のマット交換

前回のマット交換から3週間の9月下旬、4回目のマット交換。
今回も1匹も減ることなく36匹は健康そのもの。
マルカンのバイオ育成幼虫マットの混合にしたせいか、多少食い付きが落ちた気もするが、育成には問題が無い様子。


このあたりからいろいろめんどくさくなり、ガス抜きも長短時間(1日程度)という手抜きになっています。



越冬準備

10月に入ると気温も下がり、食い付きもダダ下がりのようで、基本的に放置プレー。
クリーンケースは保湿力も最高なので霧吹きも必要なし。

11月に入り、そろそろ越冬準備ということで、最後のマット交換をしました。
相変わらず手抜きのガス抜きでマットの入れ替え。

マット交換でなにより大変なのがふるいがけ。
20Lのマットをふるいがけするだけで30分はかかります。
そしておびただしい量の糞。


糞は最高の肥料らしいので、夏場にベランダの鉢植えに糞を投入したところ、植物が成長しすぎて大変な目にあったので、糞はすべて可燃ごみとして処分。

昨年は越冬中に23匹の幼虫が3匹になってしまった。
まったく食べないし保水力のないマルカンくぬぎマットのせいかもしれないし、ベランダの寒さに耐えられなかったからかもしれない。
そんなわけで、年末に帰省するタイミングで、2つの飼育ケースのうちの1つを玄関に置いてみた。
室内は最低でも室温16度なので、これならまったく問題ないはず。

越冬中のマット交換

年末に玄関にケースを置いてから3週間後の1月19日、ふとケースを横から覗くと、幼虫が2匹マットの上に出ている。
あわてて蓋を開けてみると、マットは糞まみれ。
どうやら玄関では暖かくて春に向けて活動を再開してしまったらしい。

マットもだいぶ減っている


緊急でマルカンのバイオ育成幼虫マットをネット注文。
翌日に届いたので、ガス抜きなしでマット交換。
まさか1月にマット交換をするはめになるとは。

真冬なのに糞だらけ


ちなみに幼虫は1匹も減っておらず、元気そのもの。
このまま玄関で飼育をしたら春には羽化しちゃったりして・・・


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