カブトムシを飼育しよう2018 ②産卵確認

7月7日に産卵セットに交尾の完了したメスを投入しました。
今回は産卵の確認をしてみます。


前回のお話
カブトムシを飼育しよう2018 ①産卵準備

カブトムシを飼育しよう2018 ②産卵確認

マットに潜らないメス

投入した日からマットに潜りつづけ、4日後の7月11日に地上に出てきてエサを食べていました。
しかし、そこから全然潜らない。
エサを食べつつも、マットの上をずっと歩いています。5日たっても潜る気配なし。

これは産卵環境に適していないサイン。
今回気になる点としては、マットにまったく加水をしていないことです。
昨年使って大失敗したダイソーのくぬぎ昆虫マットは保水性は悪いしカビだらけになる、その次に使ったマルカンのくぬぎ昆虫マットも保水性が悪く、水が全部底に貯まってします。

そのトラウマから、今回は加水ゼロで使っていました。
やっぱ加水無しはまずかったか。

産卵を確認

というわけで、7月16日、均一に加水をするため、マットを一回出してみました。
すると、卵を6つ発見!

潜っていた4日間で6つ産卵していたらしい。
卵はどれも固めたマットとの境目だったので、やはりカブトムシはマットの固い部分に産み付ける習性があるっぽい。
とりあえず、卵は別の容器に入れてみたけど、産卵していてうれしい反面、一度空気に触れてしまったので孵化率が下がりそうでちと心配。
小型のケースに6つ入れてみました

マットは水分が少なすぎてサラサラだったので、しっかりと加水をして再度ケースに詰めなす。

産卵に適した水分量

マットを握って形が残り、水が滴れない程度が良いと言われています。

加水をしたせいか、メスはまたマットにもぐり始めたので一安心。

幼虫が孵化した!

卵を取り出してから6日目の7月22日、最初に産んだのが7月7日だとすると、今日で約3週間。
卵が孵化するのは1ヶ月~2ヶ月と言われている。
が、しかし性格的に待つのが耐えられないので、今年は猛暑だしそろそろ孵化をしているんじゃないかと、別飼育していた卵を確認してみることに。

プラスチックスプーンで慎重にマットを掘ってみると、いたっ!
ピカピカの1齢幼虫がそこに!
1cmに満たないくらいの生まれたて

しっかり孵化をしたようで、一安心。
他の卵もはちきれんばかりに膨らんでいたので、そっとマットをかぶせておいた。


暑さのせいか短期間で孵化?

産卵セットを再セットしてから11日目の7月27日、朝起きてケースを見てみると、幼虫の姿が!
ケースの中に幼虫が見えるのはなんかうれしい

10日程度で孵化したってこと?
サイトによっては10~20日で孵化すると書いてあるところもあるし、気温にだいぶ左右をされるのではないかと仮定。

さて、一方の別飼育をしている卵ちゃん。
前回孵化を確認してから6日後の7月28日、マットを掘ってみると4匹の幼虫と卵を1つ確認。
2齢もいる

卵が6個あったはずなので、卵がもう1つ隠れているかもしれないけど、6個の卵から4匹孵化しているというのはとても優秀な気がする。
SANKOの成育マットの効果かしら。

メスの引退

8月4日、ケースに幼虫が大量に見えてきたので、そろそろ産卵をやめて隠居をしてもらおうと思い、メスを別ケースに移し、マットをたらいにぶちまけてみた。
写真を撮り忘れたけど、幼虫と卵を大量発掘。
とりあえず、取り出した卵と幼虫は別飼育をしていたケースに入れ、全員孵化するまではそこで過ごしてもらうことに。
数を数えていないけど、全部孵化したら50匹近いんじゃないだろうか。

8月9日からしばらく夏休みで家を空けるので、幼虫も成虫もベランダから玄関へ移動。
家の中には絶対に入れないでと言っていたワイフも、この猛暑では仕方ないと許してくれた。

幼虫がマットの上に!

8月13日に帰宅。
クリーンケースに入れていたカブトムシは湿度が高すぎたようで、ふにゃふにゃになってご臨終しているが、クリーンケース以外に入れていた他の成虫(コクワ、ノコギリ、カブト)は辛うじて生存。

幼虫は特に問題がないだろうと気にも留めていなかったが、長男が「あー、幼虫が土の上にでてるー!」と騒ぐ。
蓋を開けてみると、驚くくらいデカイ幼虫(すでに3齢)と2齢が数匹マットの上に横たわっている!
というか、わずか5日程度家を空けていた間に超巨大化している。
SANKOの育成マット恐るべし。


幼虫がマットの上にでているのは環境が良くない証拠。
しかし、蓋を開けるとマットの上に出ていた幼虫達は潜っていった。
よく見ると、コバエ防止シートが湿度で完全に濡れている。
どうやら濡れた事で通気が出来なくなり酸欠状態になっていたっぽい。
あと数日この状態なら全滅していたかもしれない。

しかし、マットの上はおびただしい糞の数・・・
ウサギ小屋かよ!

小型ケースでは狭すぎるようなので、糞をふるいで取り除きながら幼虫達を大ケースに移住。
数えたところ、36匹の幼虫がいました。
(3齢が1匹、大半が2齢で初齢も数匹)

去年は23匹の幼虫が春には3匹になってしまったので、今年はみんな元気に冬を越せるように頑張ります。

というか、36匹も羽化したらどうしよう・・・・

続編
カブトムシを飼育しよう2018 ③幼虫飼育~越冬準備

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