前回のお話
コクワガタを飼育しよう ②産卵確認
前回、7月14日に割り出してしまった2匹の幼虫と2個の卵。
マット飼育にするわけにもいかず、軽量カップに砕いた産卵木とマットをつめるという最低最悪な飼育環境に置かれた幼虫達を2週間後の7月28日に確認してみました。
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1. コクワガタを飼育しよう ③幼虫ラッシュ~越冬準備
・ 幼虫と卵の確認
とりあえずタライにぶちまけてみる。前回砕いた産卵木にストロー状の穴が!
これは幼虫が掘って生き延びたということか。
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しかし幼虫たちの姿はどこにも見えず。
産卵木をどかしていくと、マットの中に1cm程度の幼虫を発見!
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もう一匹と2個の卵は見当たらず・・・
死骸も無いということは食べられちゃった?
とりあえず、この幼虫はプリンカップでマット飼育に切り替えることに。
・ 産卵確認
前回、割り出しのために砕いた産卵木を再利用すべく、産卵セットにバラバラの産卵木を再投入していましたが、殺虫剤事件の時に使っていた産卵木も残っていたので、いっしょに投入していました。そちらの状況も気になっていたので、タライにぶちまけてみる。
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これは追加産卵をしている可能性大。
というわけで、こちらはこのまま再度マットを被せて産卵を頑張ってもらうことに。
さすがに砕いた産卵木には産卵はしてくれないか。
・ 産卵木の割り出し
前回産卵木がかじられているのを確認してから2ヶ月の9月30日、満を持して割り出しをしてみることにしました。当初目標は割り出しをせずに放置プレーをするはずも、放置プレーはつまらなすぎるので、ワクワクドキドキの割り出しタイム。
ケースを開けると、マットの上には木のカスが。
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これは幼虫が産卵木を削っている証拠!期待は高まる。
産卵木を持ち上げると、いきなり幼虫が!もう2齢くらい?
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ボロボロになった産卵木を慎重に割っていくと、出るわ出るわで、計12匹も発掘に成功。
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全部プリンカップに詰めてやりました。
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マットはカブトムシと同じく、SANKOの育成マットとマルカンのバイオ育成幼虫マットの混合。
だって成育マットは高いんだもの。
・ 越冬準備
カブトムシと比べると食が細いので、プリンカップにたまに霧吹きをする程度でマットの入れ替えは1ヶ月以上不要ではあるが、10個以上のプリンカップに霧吹きをするのは超めんどくさい。カブトムシの幼虫を飼育しているSANKO クリーンケースは湿度を逃がさないので基本的にほとんど霧吹きがいらないのに対して、空気穴を開けただけのプリンカップはすぐに乾燥して大変。
11月になり気温も下がってきたところで、同一ケースに12匹の幼虫をぶち込み、同居飼育に切替ました。
吹きさらしのベランダに放置予定なので、プリンカップだと外気でマットが冷えすぎるかもしれないし。
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クワガタの幼虫ってスマートで素敵 |
というわけで、昆虫飼育にだいぶ飽きながらも、冬を越す準備までこぎつけたのでした。
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右の小さいケースがコクワガタ |
2. 産卵から幼虫まとめ
いろいろと失敗をしながらもなんとか3齢まで育てましたが、産卵については、基本的に産卵ケースは1ペアのみとし、1週間も同居させたらあとはメスだけで1ヶ月くらい放置プレー、その後メスを取り出して更に1ヶ月放置プレーが良さそうです。もし来年も産卵させることになれば、割り出しすらせずに完全放置プレーでいってみようかと思います。
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